■「あったほうがいい」ではなく「なくてはならないもの」を立ち上げる。

当社は音楽事業、出版事業にかかわってまいりましたが、2007年から新たにインターネットメディア事業を始めました。
　きっかけはあるイベントの企画をしているときでした。ストレスを抱えた子育て中のママたちを対象に考えていたので、小さいお子様がいる方は託児を使って託児付き施設でのイベントを企画しようと考え、託児付き施設を検索したところ託児付き施設の検索サイトがないということに気付きました。
「あったほうがいい」ではなく「なくてはならないもの」それを立ち上げようと「託児付き.com〜キッズルームなび〜」は生まれました。

現在、児童虐待相談件数が10年前の6倍に増えています。
　子育てのために家庭にはいった女性のほとんどが社会で働いた経験をもちます。社会でバリバリ働いていた女性が急に家庭に入り、言葉も話せない赤ちゃんと一日中、二人きり。ストレスを感じて当たり前なのです。特に都心では核家族化が進み、子育てをサポートしてくれる人が身近にいないケースも増えています。ママたちが虐待のニュースをみて、他人事ではないと思う気持ちを周りの人は理解してあげることが必要です。そしてママたちがリフレッシュできる時間、場所や情報を提供してあげることが、今私たちができるサポートの１つだと考えています。

■社会に貢献できるビジネスを

美容院・エステ・スポーツジム・ホテル・デパートを始め託児付きの施設が増えています。子供を預けるのは初めてというママさんは、どんな環境で子供を預かってくれるのか、保育士がいるのか？保険はついているのか？不安でいっぱいです。安心して子供を預けられるようにママたちの要望を聞きながら詳細な情報を提供し、もっと気軽に託児利用をしていただけるよう「託児付き.com〜ｷｯｽﾞﾙｰﾑなび〜」はママたちをサポートしています。
時代とともに家族や家庭の形態は変わっていきます。「ママたちの自分時間」はママにとっても、子供にとっても必要な時間であることを周囲の方々に理解していただきたい。 そして託児付き、ｷｯｽﾞﾙｰﾑ付きの店舗・施設が、もっと世の中に認知され、活用され、増えていくように「託児付き.com〜ｷｯｽﾞﾙｰﾑなび〜」のPRとともに啓蒙活動も行っていきたいと考えております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　         代表取締役　岩崎　聡美